子供の語彙力を引き上げる方法|表現力がある子はお受験でも有利!

何かを説明するときや、自分の感情を言葉にするとき、語彙力はればある方がより適切に伝えたいことを相手に伝えられるものです。
小学校のお受験では面接を設けているところも多いため、言葉を知っているかどうかは合否の分かれ目のひとつとも言えるでしょう。
子供の語彙力をアップさせるために、親ができることを考えてみましょう。

語彙力不足は「学習の機会損失」の原因になりうる

若者言葉から派生し、話し言葉として定着した言葉は多くあります。
親自身が「すごい」「ヤバイ」など、くだけた言葉を連呼している家庭もあるでしょう。
これらの言葉は、複数の意味を一言で表せてしまうために便利ではありますが、本来ならば言い換えられるはずの語彙を身につけられなくなるという弊害もあるのです。

子供の語彙力が不足していると、まず真っ先に影響が及ぶのが国語です。
多彩な表現で書かれた文章も、その言葉の意味を理解していなければ読み解くことができません。
読解力を伸ばすためにも、多くの言葉を知り、使える能力は必要なものなのです。

さらに、語彙力が不足していることで読解力が伸ばせないと、算数の成績にも影響が及びます。
算数に必要な力は、計算能力だけではありません。
文章問題のほか、高学年になってから始まる割合や速さの問題を解くには、読解力が必要不可欠なのです。

語彙力は単語帳で言葉とにらめっこしているだけではなかなか身につかないもの。
「勉強」になってしまう前に、日頃から多くの言葉に触れられる機会を作ってあげたいものです。

語彙が多いことで得られるメリット

知っている語彙が多いと、具体的にどういったメリットを得ることができるのでしょうか。

・自分の感情や考えを適切に表現できる

人間の感情は細やかなものです。悲しいことやうれしいこと、驚いたことを誰かに伝えたいとき、「めっちゃ悲しい」「超うれしかった」「やばかった」でも伝えることができますが、これらの言葉は具体性に欠けるものです。
語彙が豊かであると感情の裏側にある理由まできちんと表現できるため、より相手に正しく伝えられることができるでしょう。

・事情を説明できることで損をせずに済む

友達とのトラブルは子供にとってもつきものです。勘違いや言いがかりから、加害者だとされてしまうことも起こり得るもの。
このようなとき、「違うもん」「してないもん」と否定できることも大切ですが、語彙を知っていれば、損を被ることは減っていくでしょう。

特に、「悪気はなかったけれど、相手にイヤな思いをさせてしまった」ときには、ただ謝るのではなく、「こういうつもりだったんだ」と説明できれば、子供自身にもわだかまりが残らずに済むでしょう。

語彙力がある子を育てるために親ができること

子供の語彙力を伸ばすためには、親が多くの言葉に触れさせることが重要です。
具体的に、どのようなことをすれば良いのでしょうか。

・日常会話で異なる表現を使用する

幼い頃の延長で、つい赤ちゃん言葉に近い語彙ばかりを使ってしまってはいませんか?
語彙は、その言葉に実際に触れなければ知る機会がありません。
日常会話の中で、「犬が鳴いているね」「犬が吠えているね」「星が光っているね」「星の光がまたたいているね」など、表現を工夫してみましょう。

・きちんと説明できるように促す

親の影響で、幼児のころから「やばい」と連呼している子供も少なくありません。
しかし、「やばい」はほかの言葉・表現に言い換えられる言葉です。
すでに「やばい」が身についてしまった子供には、「何がどうやばかったの?」と聞き返し、説明させる訓練をしましょう。

・絵本、本の読み聞かせをする

絵本や本の読み聞かせは、豊富な言葉に触れることができる貴重な題材です。
ストーリー性のある絵本を選べば、筋の中で言葉の意味を感覚的に捉えられるでしょう。
「どういう意味?」と尋ねられたら、きちんと答えてあげることも大切です。

まとめ

日本語は表現が多様であることがひとつの特徴。
勉強や受験のために言葉を学ばせるのは当然のことですが、言葉を楽しもうという姿勢で子供と接するとより良い効果が生まれます。
語彙を選んで表現する力は、大人になってからも役立つもの。
子供の語彙力アップのためには、便利なしゃべり言葉ばかりになってしまわないよう、親が気をつけることも大切です。

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