幼稚園お受験の試験内容は?事前に知って早めに対策を!

幼稚園に子供を入れようという場合、前年度の秋から願書受付が始まります。
その後、お受験の実施、入園許可、翌年4月に入園するという流れが一般的です。
そして、幼稚園には多かれ少なかれお受験を実施しているところも多くあります。
このお受験とはどういうものなのでしょうか。
有名幼稚園など通わせたい幼稚園がある場合、お受験の試験内容を早めに知って
事前に対策をして落ち着いて臨みたいものです。

幼稚園のお受験をするメリットとは

「幼稚園なんてどこでもいい」「入園できるところに入れよう」と思っていませんか。
また、お受験は嫌だから、お受験がない幼稚園を選ぼうとしていませんか。
しかし近年、どこの幼稚園も内容の差があるものの受験を実施している傾向にあります。
お受験がないところでも、提出した願書で考査されている場合もあります。
なぜなら、親と幼稚園側が話すことも、実は考査の中に入れている場合もあるからです。

経営のために受験を実施して校風に合う子供を選ぶところから、
幼稚園で生活を送るための最低限の能力を見ているところまで、
幼稚園が受験で取り入れている要件はさまざまです。
それほど、気負う必要はないかもしれません。
また、親からしても子供に幼稚園を受験させるメリットはあります。

まず、「小学校受験の練習ができる」という点です。

・初めて会う人から聞かれることに答えられるか
・あいさつなど基本的な応対ができるか
・幼稚園の志望動機などを親側がきちんと説明できるか
・子供の長所や短所をきちんと言えるか

お受験を通して以上のことができるようになれば、
小学校受験まで3年間でクリアしておくべきことを意識できるようになります。
付属の幼稚園の場合、合格すればそのまま大学などまでエスカレーターで
内部進学できる可能性が高くなることはメリットです。

幼稚園お受験対策:考査

幼稚園のお受験対策を確かめましょう。
受験では基本的に考査と面接が行われます。
ここでは、考査のうち代表的なものを紹介します。
なお、受験内容は、それぞれの幼稚園によって異なるので注意が必要です。
行きたい幼稚園の考査内容は、個々に調べることをおすすめします。

・運 動

運動教室のレッスンのように、実際にマット運動が行われたり、教師側のお手本をまねたりする模倣体操などがあります。

・知 能

「子供にパズルで遊ばせて、完成させることができるか」「教師側が話をしたことを記憶できているか」など、記憶力などを調べます。

・絵 画

自由に絵を描かせて、どんなものが完成するか確かめます。

・行動観察

自由に遊ばせて、「大人数の中でトラブルなく遊ぶことができるか」「どんな行動をするか」「教師側と一緒など大人と遊ぶことができるか」などを見ます。

・生活習慣

「遊んだ後に散らかったおもちゃをお片付けできるか」などを見ます。

幼稚園受験で見られる部分は、基本的な生活習慣やしつけなどが身についているかどうかを確かめるのが中心です。
これらを日々意識し、子供への接し方や子育てへの考えを見直していくことが考査対策になります。

幼稚園お受験対策:面接

受験の考査の中には面接もあります。
面接は、子供と学校側、親と学校側、親子と学校側がするものなど形態はさまざまです。
保護者が面接を受けるのであっても、両親ではなく母親だけで大丈夫な場合もあれば、両親の出席が必要な場合もあります。
面接する際の学校側の担当者は先生などが考えられます。

・子供の面接

子供の面接の場合、「自分の名前が言えるか」「年齢が言えるか」「あいさつができるか」など、年齢に応じて身につけているべきことを確かめる傾向があります。
好きな食べ物や遊びなど簡単な受け答えができれば、問題ないでしょう。
難しい質問が飛ぶことがありますが、「答えられないからだめ」ということではありません。
知らないことを聞かれたときの対応を確かめている場合もあるのです。
答えによって、幼稚園側がクラス分けの参考にする場合もあるでしょう。

・親の面接

保護者が面接する場合、志望理由から家庭での教育方針、しつけ、子供の長所短所、普段の生活の様子。
幼稚園に望むことなど幅広いジャンルについて聞かれます。
雑談が実は考査の中に入っている場合もあります。
教育方針などについて、幼稚園の方針と離れていると学校側が判断した場合は厳しいと判断されるかもしれません。
むしろ、親へのテストと考える方が得策でしょう。

・親子の面接

親子同時の場合、親と子供に交互に質問されることもあるでしょう。
「親が面接している横で子供がきちんと座っていられるか」などがチェックされます。

まとめ

幼稚園のお受験の試験内容は、今まで子供がきちんと成長していれば身についていて当たり前のことを確かめられることが多い傾向です。
そのため、きちんと子育てをしていれば子供の対策が不要な場合もあります。
もっとも、幼稚園受験は親の教育方針やしつけなどを厳しく見る傾向も強くなっています。
受験を通して、親としての自分の行動や考え方など見直す機会になることでしょう。

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