お受験ママ必見!サブバッグの選び方から気になるお悩み解説まで

幼稚園や小学校を受験するママの必須アイテムとして、スーツやシューズ、バッグなどが挙げられます。その中でも、バッグは用途別にメイン・サブの2種類を揃える必要があります。

サブバッグは入学式や卒業式、また入園式や卒園式のほか、面接や学校訪問、説明会などの試験に関する場面でも必需品であり、入学後も使用頻度の高いアイテムです。
しかし、子どものお受験が初めてのご家庭の場合、サブバッグとはどのような物なのか、またはどうやって選んだら良いか分からない、という方も多くいるでしょう。

そこで今回は、お受験ママに必要なサブバッグの選び方から、よくあるお悩みまで具体的に解説します。お受験に必要なサブバッグについて不安を抱いている方は、ぜひ参考にしてください。

1.お受験面接に必須!「サブバッグ」とは?

お受験に必要なバッグには、主にハンドバッグとサブバッグの2種類があります。

革製のメインバッグには財布など貴重品のほか、ハンカチ・ティッシュなどを入れるためのもので、サブバッグはスリッパや書類を収納するためのものです。
場合により子供の着替えや上履きなどをしまうこともあり、第一に収納力が求められます。一般的にサブバッグというと、メインバッグの補助的なイメージがありますが、お受験におけるサブバッグは重要度が高く、思った以上に目立つ存在です。サブバッグは母親の持ち物の中で最も大きなアイテムとなるため存在感も大きく、「サブバッグが母親の印象そのもの」としても受け取られがちです。
サブバッグまで気を回さなかったばかりに、受験や面接会場にいるママたちの中で目立ってしまったという先輩ママもいます。
不要な心配ごとを減らし、自信をもって試験に臨むためにも、お受験にふさわしいスタイルのサブバッグをきちんと選ぶことが大切です。

2.お受験にふさわしいサブバッグの選び方

私立小学校や国立小学校、幼稚園のお受験において、主役はあくまでも子供です。そのため母親は子供を優しく見守る存在として、控えめで品の良いたたずまいが求められます。

また、試験官である先生は、両親の身なりから学校にふさわしい保護者かどうかを判断しています。
第一印象は数秒で決まってしまうと言われている中で、大きく存在感のあるサブバッグは目につきやすく、印象に残りやすいものです。
ここからは、周囲に好印象を与えられる「お受験にふさわしいサブバッグ」の選び方をご紹介します。

2-1.「完全自立型」は必須

お受験では、面接のときに荷物をすべて持って面接室に入る場合と、貴重品の入ったメインのバッグのみ持ち、サブバッグなどは控室に置いておく場合があります。学校説明会や校内見学などの行事でもサブバッグは床に置くことが多く、バッグが立たずに平らに寝てしまうと、周囲にだらしない印象を与えてしまいます。
何度もサブバッグを置き直す所作は美しいものではなく、中身が出てしまう恐れもあるため、完全自立型のサブバッグであることは必須です。マチの部分に底板が入っているものは型崩れしにくいため、自立タイプとしておすすめです。また、底鋲の付いているサブバッグは自立する上、底面が汚れる心配がありません。

2-2.カラーは濃紺もしくは黒

お受験用サブバッグのカラーは、お受験スーツやシューズ、メインバッグなどと同様に無地の濃紺もしくは黒がふさわしいです。
品格ある保護者として主張の強い色や明るい色は避け、控えめな色を選びましょう。

また、ブランドのロゴが目立つものは避けたほうが無難ですが、端の方に同色で控えめに入っているものであれば問題ありません。
学びの場である学校の雰囲気を壊すことのないよう調和を重んじ、周囲に馴染む色であることが大切です。

2-3.サイズは書類が入る大きさ

お受験用サブバッグのサイズは、A4サイズの書類やファイルが入る容量が必要です。
願書をはじめ学校から配られる書類はA4サイズのものが多いため、それより小さいバッグは不向きであると言えます。

また、両親揃って参加する説明会や面接の際は、母親用のスリッパに加えて、父親用のスリッパも収納することとなります。
さらに、子どもの上履きや着替えを入れたり、季節によっては上着を脱いでサブバッグにしまうこともあります。
その他、雨具や水筒を入れる場合もあり、試験当日は想像よりも荷物が増えてしまうことが多いでしょう。

荷物があふれていたりはみ出しているサブバッグでは当然、評価はされません。
荷物が増えてしまってもあふれることのないよう、余裕を持って大きめのサイズを選んでおくと良いでしょう。
また携帯などを収納できるポケットが付いていると、小物でバッグの中がぐちゃぐちゃになることもないため便利です。

2-4.素材は型くずれがしにくいもの

メインのバッグは黒革が定番ですが、サブバッグとしては重量感のある革はあまりおすすめしません。
一方、布製や薄手の素材もカジュアルなイメージで品格に欠けてしまうため、受験用には不向きであると言えます。
サブバッグは高級感があり、フォーマルにも使えて汚れにも強い素材として、ナイロン製やナイロンサテン、ポリエステル製などが人気です。

基本的にサブバッグの素材を選ぶ際は、以下のポイントに注目しておきましょう。

・お受験スーツなどの服装にもしっかり馴染むこと
・型崩れしないこと
・上品さが感じられること

入園入学をはじめ、試験や学校見学、説明会では、メインのバッグと一緒にサブバッグも持ってたくさんの距離を歩くことが多いです。
荷物をたくさん入れることも考慮して、重さが負担にならず汚れを気にしなくてもよい撥水加工の施された素材を選びましょう。
品質が良く、丈夫で縫製もしっかりした日本製であれば、たくさんの荷物を入れても安心です。

3.お受験ママのよくあるサブバッグに関するお悩み

お受験用のサブバッグをいざ選ぶという段階で、果たしてどういったタイプが良いのか、お受験にふさわしいサブバッグの基準はあるのか、と心配になる母親も多くいるのではないでしょうか。
何度も購入するものではないだけに、後から後悔することだけは避けたいものです。

最後に、お受験ママのよくあるサブバッグに関するお悩みを、回答も併せてご紹介します。

3-1.【縦長タイプ・横長タイプ】どちらが良い?

以前は縦型が主流でしたが、最近では横型のサブバッグも増えています。基本的には、どちらかお好みで選んでも問題はありませんが、それぞれ使い勝手に違いがあることも理解しておく必要があります。

●縦長タイプ
学校案内やパンフレット、書類などがスマートに入り、出し入れもしやすい。
持った時に縦のラインが強調されて、上品な印象を与える。
荷物が多くなると中身が煩雑になりがち。
●横長タイプ
荷物がたくさん入り、置いたときに安定感がある。
間口が大きく開くため、荷物の出し入れがしやすい。
大勢の中で持ち歩く際は、周囲の方にぶつけないよう注意が必要。

たくさんの書類を貰う学校の説明会用として、また入学後の授業参観などのために縦長タイプ、そして荷物が増える本番の面接用には横長タイプと、用途によりタイプを使い分けることも一つの方法です。

3-2.サブバッグに装飾は付けても良いの?

サブバッグの装飾は、華美なものでなければ基本的に問題ありません。バッグと同色の黒や紺色で、細い幅のグログランリボンや控えめなワンポイント程度の飾りであれば、より女性らしく、上品にまとまります。

しかし、濃紺スーツを選ぶときと同様に、大ぶりのリボンやフリル、さらにラメやラインストーンなど光る素材の装飾は控えておきましょう。

面接官をはじめとする学校関係者からも、きちんとした家庭として評価してもらえるよう、持ち物から謙虚な姿勢を表現することが大事です。

また、お受験用品に特化した通販サイトであれば、同じ素材・デザインのグログランリボンがついたスリッパやスリッパ袋などのグッズをサブバッグをセットで揃えることができ、スッキリとした統一感を出すことができます。
お受験に適した小物もまとめて揃えることができるため、お受験用品を揃えていない方は、ぜひ幼稚園や小学校の受験専門通販サイトを利用してみてください。

まとめ

お受験の主役はあくまで子どもですが、両親と子どもが一丸となって取り組むことが成功への道です。学校にふさわしい家庭と評価してもらうために身なりを整えることは、保護者としての重大な役割でもあります。

また、面接当日に持ち物で浮いてしまい落ち着かない思いをしたり、のちのち後悔することだけは避けたいものです。
学校行事用のサブバッグの役割を理解した上で最適なサブバッグをきちんと選び、自信をもって試験や面接に臨むことができるよう、きちんと準備をしておきましょう。

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