小学校受験対策のための問題集選びと学習方法

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小学校受験の入試対策に欠かせない問題集。数をこなせばいいというわけではなく、子どものやる気を引き出す問題集を厳選することが重要です。

家庭学習がポイントとなる小学校受験は、親が入試問題を理解し、計画を立てて学習を進められるかどうかが合否に影響を与えます。

このページでは、小学校受験で使用する問題集の選び方と入試問題の傾向と対策、学習計画の立て方について詳しくご紹介します。

1.小学校受験問題集の選び方

小学校受験の問題集選びで大切なことは、子どもの「わかった」「もっと勉強したい」という意識を高めることです。基礎が理解できないまま応用問題に取り組むと勉強が嫌になり、投げ出してしまう可能性があります。

子どものやる気を引き出すために特に大事な1冊目は、幼児教室監修・出版の問題集を選ぶのがおすすめです。理由は、子どもが理解しやすい内容でまとめてあること、過去の受験情報を集めて作った良質な問題が多いことの2点が挙げられます。

1冊目を選ぶ時のもう一つのポイントは、ページ数の少ない問題集を選ぶことです。小学校受験の問題集は何冊か取り組むことが多いですが、1冊ごとのページ数が多いと達成感が得にくく、子どもが途中でやる気を失ってしまうかもしれません。

基礎が身についたら、2冊目以降で過去問がある問題集を選びます。過去問を解くことで理解不足、苦手な分野が明確にできます。不正解が多かった分野を中心に復習すると効率よく小学校受験対策が進められます。

2.小学校受験の入試問題の内容と対策

小学校を受験する場合、入試問題に合わせた対策を行っておくと、合格率もぐんと上がります。以下でポイントを解説していくので、参考にしてみてください。

2-1.お話の記憶の対策

 

小学校受験の入試問題の定番が「お話の記憶」です。出題形式は、長いお話が読み上げられ、次に問題が読み上げられます。幼児は字を書けないという前提で出題されるため、答えは紙に〇をつけたり印をつけたりして解答することがほとんどです。

出題傾向としては、登場人物を問われる、話の中で誰が何をしたか行動を問われる、数がいくつだったか数量を問われる、誰がどんな順番で登場したか順序を問われるという問題が多くなっています。

お話の記憶で問われるのは「記憶力」よりも「理解力」「推理力」です。長文をすべて記憶するのは大人でも困難なため、耳で聞いた話を頭の中でイメージして内容を理解し、登場人物の行動を推理できる力が求められます。

対策として、集中して話を聞く姿勢を身につけることが大切です。具体的には、絵本を読み聞かせて子どもが内容を理解できているか確認してみましょう。絵本を読み終わり、少し時間が経ってから再度内容を聞き、子どもが絵本の内容を記憶できているか確認する方法もおすすめです。

2-2.図形の対策

図形問題も小学校受験の入試では頻出となっています。出題されやすい範囲は、文字・図形が鏡に映った時の見え方を考える「鏡図形」、図形を上下左右に回転した時の向きを考える「回転図形」、折り紙を折った時の形や切り抜いた形を予想する「線対称」の項目です。

図形問題で問われるのは「空間認識能力」です。平面で見える図形や線だけでなく、紙を折り曲げた時にできる線や展開図など、見えない部分をイメージする力が求められます。もともと男性のほうが空間認識能力に優れているため、図形を立体的に見る問題は女の子がつまずきやすい分野です。

対策としては、折り紙や積み木を使って3次元の図形に慣れておくことをおすすめします。球・四角・三角錐などさまざまな図形に触れ、見る角度を変えても何の図形か答えられるようにしておきましょう。図形問題が苦手な場合は、積み木・ブロック・工作といった遊びを積極的に取り入れると空間認識能力を高められます。

2-3.数の対策

かずのポスター

 

数に関する問題は、私立・国立問わず多くの小学校で出題されます。よく出題されるのは、数を数える問題や数量を比べる問題、1~10までの簡単な足し算・引き算の問題です。ほとんどの問題は、足し算と引き算ができれば答えられます。しかし、小学校受験の数の問題では、ものの数を正しく数える「数量感覚」に加え、問題文を正しく理解する「読解力」が必要です。

1+1=2という計算式が理解できても、「AにBを加える」と文章にするだけでわからなくなる子どももいます。数の問題は基本的に文章で出題されるため、計算式ではなく頭の中で実際のシチュエーションをイメージし、数の加減を考えることが大事です。

対策として、数の問題は具象物を使いながら解き進めると理解が深まります。おはじきやビー玉を使い、数を数えながら解いてみましょう。「AさんがBさんにおはじきを一つあげる」という問題は、実際の状況を再現すると頭の中で加減をイメージしやすくなります。

2-4.常識の対策

常識の問題は小学校の「生活科」の科目にあたり、近年出題確率が高くなっている範囲です。道具・日用品・食べ物の名称、季節、行事、昔話といった日常生活で必要な常識を使った問題が出ます。有名国立・私立小学校の入試では、電車の中でしてはいけないことを答える、赤信号を守れるかなどのマナーを聞く問題が出題されたこともありました。

常識の問題で問われる力は、経験をもとにした「常識力」です。以前は知識さえあれば答えられる問題が多かったものの、最近では実際に経験していないと答えられない内容が増えています。

「社会的常識」は一朝一夕で身につくものではないため、教えるのが難しい分野でもあります。知識部分の対策としては、子どもが「理科的常識」と「社会的常識」のどちらでつまずいているか把握し、分野ごとの学習を進めましょう。たとえば理科的常識の「季節」が苦手な子どもには、図鑑やポスターを使って季節ごとの花や植物を教えていくのがおすすめです。

2-5.言語の対策

 

 

言語の問題は小学校の「国語科」にあたり、どの小学校でも重要視しています。絵と文字を使って言葉の一音一字を理解できているか確かめる問題です。出題されやすい内容は、絵に描いてあるものの名前をつなげてしりとりを作る問題、同じ音を含む言葉に〇をつける問題です。

言語の問題で問われる力は「言葉の理解」です。国語力の中核となるのは「書く」「読む」「話す」「聞く」の4つの力とされています。「書く」と「読む」は小学校に入ってから身につけていくため、小学校受験の入試までに「話す」と「聞く」の部分を伸ばすことが重要です。

対策としては、言葉を正しく発音する練習をすることと、親が子どもに言葉かけをして語彙を増やすことを行いましょう。絵本やポスターを使い、絵と言葉を一致させる方法がおすすめです。たとえば、絵本で「かえる」の絵が出てきたら「これは何?」と質問してみてください。そうすれば、その絵が「かえる」だと理解できているか、正しく発音できているかの2点が確認できます。

3.ノンペーパーを重視する小学校も増えている

小学校受験の入試は「ペーパー試験」と「ノンペーパー試験」の2種類に分かれます。最近は子どもの特性を見るためにノンペーパーを実施する小学校が増えており、志望校に合わせた入試対策を行うことが重要です。

ノンペーパー試験には、絵画・行動観察を取り入れる小学校が多くなっています。絵画はお題に沿った絵を描いて「正確性」を問われる場合と、お題がなく自由に描いて「表現力」「創造力」を問われる場合の2パターンがあります。絵画教室に通う子どももいますが、絵の上手い下手はあまり評価対象になりません。自宅でできる対策としては、幼少期から遊びにお絵描きを取り入れておくとよいでしょう。

行動観察はノンペーパー試験の中で最も重視される項目です。試験官が集団行動での子どもの様子をチェックし、点数をつけていきます。コミュニケーション能力、協調性、リーダーシップなど小学校によって求められる特性は異なるため、まずは志望校の教育方針を理解することが大切です。

4.小学校受験に向けた学習計画と準備

小学校受験には学習計画と事前の準備が欠かせません。それぞれ親が手配する必要があるので、詳しく見ていきましょう。

4-1.小学校受験に向けた学習計画

小学校入試に向けた学習計画は年少、年中、年長に分け、それぞれ1年間の学習計画を立てると対策が進めやすくなります。

まず、年少クラスは勉強に慣れることからスタートです。椅子に座って机で作業をする習慣をつけ、親や先生の話を静かに聞くこと覚えます。子どもの遊びには積み木・折り紙・パズルといった入試対策に役立つ遊具を揃えるのがおすすめです。勉強のリズムを作っていくためにも、年少時から規則正しい生活を心がけます。

年中クラスは志望校を意識した受験対策を始める時期です。ペーパー学習をスタートし、毎日決めた時間に学習する習慣をつけましょう。時間を計ったり枚数を決めたりして、子どもがゲーム感覚で学べるように工夫するのがポイントです。

年長クラスは過去問対策がメインです。本命の志望校に合わせて学習内容を絞り込み、苦手分野を重点的に復習します。夏前に全分野を一通り学習し終え、夏休みに過去問に取りかかれるように計画を立てましょう。忙しい時期ではありますが、お友達と遊ぶ時間や外で体を動かす時間を取ることも大切です。

4-2.小学校受験までに親がすべき準備

小学校受験までに親がすべき準備としては、幼児教室の手配、学校説明会の参加、願書・面接準備の3つが挙げられます。

幼児教室は必ずしも通わせる必要はありません。集中力をつけたい、集団生活を通して基本的な生活態度を学ばせたい、という場合は検討してみるのも一つの手です。人気の幼児教室だと年中クラス以降は満席ですぐに通えないことがあります。幼児教室に通わせるかは、遅くとも年中までに決めておきましょう。

学校説明会は、国立・私立小学校ともに春先から秋口にかけて開催されます。年度によって小学校の教育方針が変わることもあるため、年中時に見学済みでも年長で再度説明会に参加するのがおすすめです。

願書は配布期間・提出日を事前にチェックし、夏までに下書きを作っておきます。面接対策は、子どもよりも親の準備が重要です。両親ともにすべての受験校の教育方針を熟知しておかないといけません。願書で書いた内容を面接で答えないよう、提出する願書はコピーを取って面接前に内容を見直しておきましょう。

まとめ

小学校受験の問題集選びに悩んだ時は1冊目に幼児教室監修・出版のものを選び、その後は子どもの理解度に合わせて買い足していくのがおすすめです。

最近はノンペーパー試験を採用する学校が増え、「学力さえあれば大丈夫」という風潮は消えつつあります。小学校受験では日常の経験で培われる表現力・創造力・社交性も大切です。

勉強はもちろん、友達との遊びや家族とのお出かけの時間も忘れないようしましょう。

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