国立小学校の特徴は学費だけじゃない!受験や教育との違いを私立と比較

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「子供を通わせる小学校は国立がいい!」と考えているご家庭は少なくありません。しかし、国立小学校へ通わせる場合と、私立に通わせる場合との違いをと具体的に説明できる人は多くないでしょう。

ここでは、国立小学校の特徴を私立と比較して解説していきます。受検や教育方法など、それぞれ気になるポイントに焦点を当てて深掘りするので、ぜひ参考にしてください。

1.国立小学校とは

まずは国立小学校についておさらいしていきましょう。具体的に、国立小学校は他の小学校と比較して何が違うのでしょうか?

1-1.国立小学校が人気の理由

国立小学校は授業料が無料となっていますが、国の教育研究機関としてふさわしい高度な教育を受けられるため、高い競争率と人気を誇っています。将来的に教員として働きたい大学生が学ぶ場所であり、新しい教育方法を開発する場でもあります。

また、以下のような理由から国立小学校を選ぶ親も多いです。

・私立小学校へ通わせたいが授業料が高くて払えない
・魅力的な私立小学校が近くにない
・転勤が頻繁にあるため私立小学校へ通えないから転校できる国立小学校に通わせたい

さらに、公立小学校と比べ国立小学校はクラスの人数が基本的に多く、教育実習の学生も頻繁に来るため、人と関わる頻度が必然的に増えます。大勢の人とコミュニケーションを取ることで子供の社会性を育み、子供の将来に良い影響を与えることから、通わせたい親が続出するのでしょう。

行事はどれも大勢の子供たちが力を合わせ、ダイナミックかつ豪華に開かれるため、協調性や努力することの素晴らしさも学べます。

1-2.公立小学校との違い

国立小学校は公立小学校と違い、先生は型にはまった授業をせずに好きな授業を行えます。教育研究機関のため教科書を作る役割もあるので、先生たちは次々と面白い最先端の学習方法を考え、自由に実践する権利を持っているのが特徴的。

しかし、担任の先生ごとに授業内容は変わるため、期待していた内容とは違うということもしばしば。ある程度の方針が定まっている授業を望むなら、校風が安定している私立小学校をおすすめします。

また、公立小学校と国立小学校の1番の違いは学費にあります。公立小学校の場合は授業料も教材費もかからず制服もないため、お金がかかるのは給食代や文房具、ランドセルくらいです。しかし、国立小学校の場合は学校指定の制服とランドセル、家が遠い場合は交通費もかかるため、様々な面で学費がかかるでしょう。1年間でおよそ10万円以下が平均的に学費としてかかってくるため、費用面を全く考えていなかった人は事前に確認しておくのが無難です。

1-3.私立よりも学費が安い

公立小学校よりは学費がかかるものの、私立と比較すれば学費はかなり安く済みます。私立小学校の場合、入学金は10万円以上、制服も有名なデザイナーがデザインした場合が多く10万円程、そして保護者会やPTAの入会費と年会費、さらに教科書と学用品、各種イベント費などもかかるので、入学時だけでも相当な額になります。

その他、授業料は1年で30万円~40万円が平均的ですが、各コースによって費用は大きく変わるため、十分な確認が大切です。学校が遠ければ交通費もかかるので、私立小学校に通わせたいなら学費を全て計算しておきましょう。

さらに、私立小学校の受験対策として塾や家庭教師を利用するなら月謝代、受験時の服や受験料もかかるので、入学年だけでも約200万円は用意する必要があります。公立小学校や国立小学校と比較したら、学費のかかる点が私立小学校の特徴として挙げられます。

2.国立小学校受験の特徴

では国立小学校の受験にはどんな特徴があるのでしょうか。何を求められ何を評価されるのか、分かりやすくご紹介します。

2-1.筆記試験のレベル

筆記試験のレベルは特に定まっていませんが、試験では短時間で数多くの問題を解かなければいけないため、大人でも難しいレベルです。立方体の積み木を数え、その数の分だけ円を書く問題では制限時間が1分しかないため、冷静に判断する力が求められます。しかし、定番の問題なので、普段から正方形のお菓子を使って、楽しく美味しく解き方を子供に教えられます。昔ではサイコロキャラメルがあったのですが、今は販売が終了しているので、代わりにキューブ型のグミや立方体のケース入りのお菓子を使ってみるといいでしょう。

また、短い物語を聞いた後に内容や情景を回答する聞き取りテストも実施されるので、ある程度の対策をしておおく必要があります。中には、ひっかけ問題やややこしい内容の問題があり、レベルはTOEICのリスニング問題に匹敵すると言われています。大人でも歯が立たず出てくる単語もハイレベルなので、ボードゲームや昔話を使った事前の知育が欠かせません。

2-2.社会性が評価される行動観察

行動観察の試験では、先生が指示した行動を仲間と協力して行います。

・仲間とどれだけ協力できるか
・先生の指示をちゃんと聞けるか
・リーダーシップを取れるか

仲間とのコミュニケーション能力や積極性を評価されるので、子供の性格が重要になる場面です。内気で恥ずかしがり屋な子供より、活発な子供がどうしても有利になるので、普段から様々な人と触れ合うことに慣れておくのが大切です。

私立小学校の試験では礼儀や、愛嬌やおしとやかさが重視されるのと比較して、国立小学校では子供らしい活発さが重視されます。その他国立小学校では運動能力の試験が施されることもあるので、外で遊ぶ習慣を小さいうちから付けましょう。

試験の内容としてはチームの皆でコップを高く積む、向こうまでケンケンで行くといった簡単な指示ばかり。協力すればあっという間にできる内容なので、家族全員で工作をする、料理をするなど日常の中で一緒に取り組むことの素晴らしさを教えられれば良いですね。

2-3.両親がメインの面接試験

 

面接試験は基本的に両親のみの参加で、その間子供は行動観察の試験を続けられます。両親に聞かれる質問は以下のようなポイントが挙げられます。

・家での教育方針の内容
・学校の教育方針に理解を示し、同意しているか
・学校行事に積極的に関わるか
・PTA活動には協力するか
・どうして国立小学校の試験を受けさせたのか
・モンスターペアレントではないか、将来的になりそうではないか

このように、学校側にとって利益がある両親か時間をかけて見定め、評価されます。基本的に子供を幼稚園に通わせ国立小学校へ進学させる親が多いので、保育園からの進学は興味深く質問される傾向にあります。保育園に通わせた場合はしっかり理由を答えられるようにしておくと安心ですね。

国立小学校の試験には子供だけでなく両親の人間性や考え方も見られるので、家族総出で試験に挑まなくてはいけません。まさに家族の絆と力が試されるということが分かります。

2-4.国立小学校ならではの「抽選」システム

国立小学校ならではの選考方法として抽選システムがあります。抽選システムとは、名前の通りクジで合格者を決めるシステムで、教育の研究を進めるため母数となる子供の学力にある程度バラつきを付けることが目的です。国立小学校は頭のいい子供だけを求めているのではなく、教育研究を進められる子供を求めているため、公平に入学者を決めなくてはいけません。

そして、特に東京都内など子供の人口が多い地域では、受験前やテストごとに抽選を行うため、倍率は10倍を超え、特に高い学校では60倍を超えることもしばしば。どんなに成績が良くて合格点を取ったとしても、抽選に受からなければ不合格になります。

テストで合格点を取り、抽選で当たった子供だけが国立小学校に入れるので、学力の他にも運が必要となります。最後は神頼みしか方法はないでしょう。それでも受験者数が減らないのは、教育方法や学費に強い魅力を感じている人が多いからなのでしょう。

一方、私立小学校には抽選システムがないので、能力のある子から順番に合格となります。

3.国立小学校の教育や先生の特徴

 

子どもの学校生活で気になるポイントとして、学校の教育や先生の特徴も見逃せません。国立小学校ではどのようになっているので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1.国立小学校の教育の質

国立小学校は新しい教育の効果を実験する場なので、公立小学校では導入されていない形の授業を受けられるのが特徴です。しかし、有効な教育かどうか分からないまま授業に導入されるので、内容によってはマイナス効果になる恐れがあるのが難点でしょう。最先端の教育を受けられるのが全て良いこととは限らないのですね。

けれども、実験として扱われる教育は大学の教育学部が発案した方法や、文部科学省が推薦する方法なので、ほとんどはプラス効果を望めるもの。「実験する場だからいい加減な教育をされるのでは?」と心配する人もいますが、カリキュラムに沿った内容で教育を進めていきます。特に最近練られている教育方法は、タブレットを使い楽しく学ぶことを意識しているので、勉強をする習慣が身に付く効果を望めます。日本のこれからの教育に期待して、国立小学校に通わせてみてはいかがでしょうか。

3-2.国立小学校の先生の特徴

国立小学校は教育学部の大学生を育てる役割もあるので、他の公立小学校よりも教育実習生を呼ぶ回数が多くなります。また、研究発表会を開催して公立小学校の先生が勉強にくることもあるので、国立小学校にはベテランの先生をなるべく配属させています。大学の教育学部の学生や、他の先生の見本になってもらい、日本の教育の質を上げることに努めています。

さらに、先生にとって【国立小学校に配属される=出世キャリア】として扱われているので、教育熱心な先生が大変多いです。教科ごとに先生を変える教科担任制を取っている国立小学校も多くあり、教科ごとの専門性を上げています。

しかし、先生は公立の小学校や中学校に異動することもあるため、長期にわたって勤務するとは限りません。私立小学校では同じ先生が長くいることが基本なので、異動があるかないかも違いといえますね。

まとめ

国立小学校は公立小学校や私立小学校と違い、独自の特徴を持っていることが分かりました。入学試験では自主性や社会性、運が必要になったり、教育方法はどの学校よりも最新のシステムが導入されたりといったことがポイントです。まさに国立小学校だからこその特徴といえるでしょう。

受験には苦労も多くありますが、努力をした分だけ子どもの力になることはもちろん、子どもを支える家族の絆も深まります。国立小学校に魅力を感じている人はぜひ受験に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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