母子分離をして幼稚園のお受験を合格する方法!

幼稚園のお受験では、親がいない場所での質疑応答、別室に誘導される際の集団行動などがチェックされているものです。
母子分離ができないと泣き出してしまい不合格になるケースもあります。
たった2.3歳で親からの自立を求めているわけではないようですが、せっかくのお受験、母子分離で泣かずにクリアするにはどうしたらいいのでしょうか。

3歳までの母子分離不安は発達途中の通常現象

母子分離とは、子供が母親から離れること。離れることで不安を感じてしまう現象を母子分離不安といいます。
母子分離は子供の成長とともに完成されていくものですが、常に抱っこされている乳児期には母子分離不安は現れません。

ハイハイやつたい歩きなどをし始める8カ月当たりから母子分離不安が現れます。

・好奇心で行動する
・いつもそばにいる母親が遠くなる
・不安になる
・母親のもとに戻る
・安心する

このパターンを繰り返しながら、母子分離は完成していくものです。
多くは2~3歳までの母子分離が完成されますが、個人差も大きく本当の完成時期には定義がないのが現状です。

3歳までの母子分離には、抱きぐせ・後追い・赤ちゃん返り・イヤイヤ期などの過程があり、不安の大きさが変化するのが特徴です。

3歳までの子供が母子分離不安で泣くことも、成長過程では当然ありうることで、「なぜうちの子は甘えて泣いてしまうの?」と考えてしまう方がナンセンスです。
わが子の成長は順調だ、と考えることが大事なのです。

母子分離の練習方法とは

ただ、幼稚園のお受験を考えていると、母子分離ができた方が受験が成功するような気がして安心できるものでしょう。
母子分離の練習方法には、いくつかのポイントがあります。

・泣いても怒らない

母子分離不安は、ちょっとした迷子状態を繰り返すことと同義です。
視界から母親が消える不安で、恐怖も覚え泣き出してしまうのは仕方のないこと。
子育て中は子供の泣き声がストレスで怒ってしまうこともあるかもしれませんが、「ママはここにいるよ」と笑顔で抱きしめてあげる習慣をつけましょう。

・やさしく声かけを行う

離れていても母親の声が聞こえるだけで不安が和らぐこともあります。
どこにいても気にかけていることを言葉で伝え、安心感をもたせましょう。
戻ったら「待っていられるの?お利口さんだね」と話してあげることも大事です。

・ママがどこにいるか説明する

家の中でも「洗濯干すね」「トイレにいくよ」などと声をかけ、最初は早めに戻ることを意識します。
習慣にすると『ママは戻ってくる』と認識できるようになってきます。

・集中できるものを見つける

母親そっちのけで集中できる大好きなものを見つけられれば、いつの間にか母親は戻ってきているという状況ができます。

パターンブロック

お受験の時早生まれは不利かも

幼稚園のお受験では、早生まれの子は2歳で受験するようになります。
3歳までは母子分離不安がみられることを考えると、早生まれの子供は少し不利な状況になることが予想されます。
性格的な問題もありますが、早めに練習を始めて慣れておくことが大事になってきます。母親はどんなことに注意すればいいのでしょう。

・たっぷりの愛情を注ぐ

母子分離不安は、母親の愛情を確かめるための行動ともいわれています。
どんなことがあっても味方であり、自分を見放さない存在だと確認しているのです。
とにかく愛情を注いで、自己肯定感を育ててあげましょう。

・たくさんの人と触れ合う機会を作る

普段からたくさんの人とのふれあいを持たせてあげましょう。
特に同じ年齢の子供とのふれあいが楽しいものであれば、お受験での緊張も少なくなります。
もちろん大人の方との触れ合いも大切です。

・習い事や育児教室などで離れる練習を重ねる

お受験のために習い事や育児教室に通う方もいます。
大半は集団生活前に慣れておくことが目的ですが、母子分離の練習にもなるのでおすすめです。
ママ友との交流の場を利用して練習を重ねてもいいかもしれませんね。

まとめ

どんなに離れても、どんなときであっても母親と子供は深い愛情で結ばれています。
そのことを確認しながら成長するのが母子分離不安ですから、突き放したり怒鳴ったりしてはお受験どころではなくなってしまいます。
母親の焦る気持ちは子供にも伝染しますから、ゆったりとした気持ちで早めの母子分離練習に取り組んでみてください。

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